ひょっこりと顔をのぞかせるパンダ。この場所、実は檻の外です。周辺には多くの人が集まっています。北京の動物園で15日の昼ごろ、6歳の雄のジャイアントパンダ「萌蘭(ホウラン)」が脱走しました。
こちらは、脱走の瞬間を捉えた写真です。撮影した人によると、萌蘭は赤いボールを踏み台にしたあと配管をつたってガラスの壁を登り、柵を乗り越えたということです。幸い萌蘭は来園客がいる所までは降りて行かず、その後、かけつけた職員らがエサをつかって檻の中まで誘導したということです。
動物園は、「冒険の旅は今回だけで次はありません」とする声明を発表、再発防止策を検討するということです。